SEO対策だけでマーケティングは完結しない。

Webで集客できて、売上も上がるなら何も困らず生活できます。SEOの対策をして指定ワードで自分のサイトへの流入を増やすことも大切でしょう。むしろどんどんwebサイトが立ち上がっていく現状で、ビックワードで10位以内に表示できれば、そのサイトの集客は問題なしだと思います。

 

 

ただ、そんなに甘い物でもありません。業者に頼んだとしても単価がどんどん上がり、その上望んだ成果は出ないこともしばしば。

 

被リンク対策って実際どうなの?

 

SEOの外部施策で一番有名なのはやっぱり「被リンク対策」です。いまでも多くのSEO業者がしのぎを削り、自分の会社のリンクの質を勝負しています。SEO業者が一番大切にしているのは、どれだけビックワードで結果が出せたかの実績です。もし、被リンク対策を検討している人はここをしっかり判断して依頼してみてください。

 

結論から話をすると、以前ほど被リンクで成果をあげることは難しくなってきています。理由としては、Googleのアップデートにより被リンクの評価が重要視されなくなり、よりコンテンツの質を評価されるようになったからです。コンテンツの質というのは、文章量やそのサイトにしか書かれていないような独自のコンテンツ、離脱率の低いコンテンツになります。

 

googleのmattもこのように回答しています。

Googleが声を大にして言えることは、このように、誇大広告ではない、ユーザーニーズに真の意味で応えられるモノやサービス、またこれに関連した役立つ情報などきちんとコンテンツとして情報発信しているならば、Googleの検索結果でより上位に表示されるはずであるという点です。

 

つまり、きちんとコンテンツとして情報を発信しているならgoogleも評価してくれるようにサービスを作っていくし、検索結果にも反映されるよということです。

被リンクはいまでももちろん有効です、むしろ全く施策していない人はなかなかいないと思います。ただ、これからはそれだけでなくコンテンツもしっかり作り上げていく。その覚悟を持ってサイトを作っていかなければならないということです。

 

外部施策のリスクはあるのか

 

もし、あなたが被リンク施策を行おうと思っているならペナルティのリスクは常に頭に入れておいてください。ペナルティというのは、そのサイトに質の悪いサイトからリンクが付いていたり、明らかにおかしな量のリンクが飛んでいたりするとGoogleがこれを判断し検索順位を落としてしまうことを言います。

例えば、ある時10位に安定的にいたサイトでも施策を行うことで圏外(100位以降)になってしまうこともあるのです。これは、稀というより多くの人が経験していることです。アフィリエイトで生活している人たちは検索結果に一喜一憂し、生活しているのもこの検索結果が急に変わって、利益がでなくなるというところから来ています。

もし、施策をしていないのにいきなりリンクが貼られてしまい、Googleからペナルティを受けてしまった際はリンク否認をすることでペナルティを解除することができます。つまり、もしこの作業ができないのであれば、勝手にペナルティになってしまう事もあるということです。

 

 

内部施策はどこまで効果があるのか

 

SEO内部施策はこれからさらに重要視される項目になります。これこそ、Webが本来目指すべきであった方向であり、僕が目指して欲しい方角です。なぜなら、自分たちが調べたサイト全てに目的の情報がなくただ文字が羅列してあるだけのものならもうそんな検索エンジンは使いません。Webすら使わなくなるかもしれません。楽しみだったWebマガジンの更新は味気ないものになり、好きなライターの記事も無くなるかもしれません。書いても評価されないものなら書き手はどんどん減っていくでしょう。

これだけ考えれば、Googleの考えるコンテンツ重視の検索結果が当たり前に感じると思います。本当はもっと早くからこの体制になって欲しかったんです。あと数年したら検索順位の1−5位には調べた情報がまとまるはずです(そうであってほしいと思います)。

 

そのためには、書き手やライターが必死になって独自コンテンツを書いていく必要もありますね。

 

で、結局SEOだけじゃなくて何をすればいいの?

少し脱線してしまいましたが、今までの話で自分のサイトをアピールすることの大変さに気づいていただけたと思います。つまり、何かを作って告知するためには昔のようにサイトを作るだけでは足りません。

 

  • リスティング広告
  • SNS集客
  • SNS広告
  • DM
  • DSP
  • SSP
  • メルマガ
  • ビラ配り
  • 純広告
  • ネイティブアド
  • 試供品

 

などを匠のように使いこなし、質のいい顧客をサイトに呼ぶのかそのまま購入させるのかを選ぶ必要があります。どの商材にどれが合うかなんて誰にもわかりません。わかったとしてもそれが最善かどうかはわからないのです。新しいものにも必ず目を向けて、商材を探していく必要がありますね。

あとは、なによりサイトの見やすさ。せっかくサイトに呼び込んでもコンバージョンまでの流れが悪かったり、どこに行けばお目当ての情報があるかわからない。そんなサイトでは誰もが困ってしまうのです。

そんな時は、Analyticsとにらめっこしながらいいサイトを目指してみてください。愛情を注げば注ぐほどサイトは成長します。これは本当の話です。多くのサイトでそれを見てきました。愛を注げば、キラーコンテンツが生まれ、人が集まるのです。

 

サイトを運営するものとして、僕もこれからさらに頑張ります。応援宜しくお願いします。